だいぶ前に約束の旅路を見た。 clipped from news.bbc.co.uk
Israel says it has carried out its last major airlift of Ethiopian Jews, ending a 30-year immigration scheme that has seen some 100,000 move there.
つまるところ、エチオピアに住むユダヤ教徒のイスラエルの移住政策が ようやく最近になって終止符をうったという話。 さらにいまだに、Falash Mura(ファラシャ・ムラ)という、正統ユダヤ教の 系譜をもちながらも、19世紀にキリスト教への改宗を強いられたために イスラエルの移住を認められない人々の存在にも言及されている。 実はこの映画、UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)がバックアップする形で 様々なキャンペーンが展開された。↓ 最初なぜこの映画に? UNHCRがという疑問が一部あり、 そのままにしていたけど、何かヒント的なものを感じたような感じないような。 1951年難民条約の第1条で、難民とは「人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であることまたは政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けられない者またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者」と定義されています。(UNHCRウェブサイト「難民条約とは」より抜粋) ここを原点にすると、 -エチオピアにおいてユダヤ教徒が、宗教を理由に迫害を受けるおそれがあった。 -イスラエル移住は、その意味でイスラエルによる難民受け入れと見られている。 もしくは、 -イスラエルへの移住を求めた人々の中で、認められずエチオピアに留まっている人々が、 国家の庇護から外れた「社会的に不利な」状態にあり、それが難民と同様の状況にある そんな観点から考えることができるかもしれない。 もう少し深く考えないとわかんないや。まだ中途半端でごぜーます |
2008年8月6日水曜日
映画『約束の旅路』のリアリティ-難民って何だ
2008年8月1日金曜日
私の個人主義-夏目漱石をちら見
夏目漱石の講演録「私の個人主義」を読む。 |