2008年7月14日月曜日

映画【ツォツィ】をみて、考えが脱糞もとい脱線

ツォツィを見た。



プレミア版のDVDの付録のDVDを見ないと、すんなり行かない感じ。
劇場で見たら、きっと何か物足りないと思うだろうと。
いい映画と思います。
「ストレートに語り過ぎない」のバランスがいいんだと。
ただそれはラストシーンに至るところで、どう作用したか。
うーん、映画作る人の苦悩がわかる。

下はすげーかっこいいと思った挿入歌。Zolaっていう南アのアーティスト。いけてる。


そこで前回の投稿に続いて、ツォツィの舞台となった南アフリカについて。
ジンバブエ問題でキーになるのか、南アのムベキ大統領。
でも良く知らないので調べてみたら、もう退任間際。


clipped from sankei.jp.msn.com
ズマ氏、南アフリカのANC議長に
2007.12.19 08:44

 【ロンドン=木村正人】南アフリカの与党、アフリカ民族会議(ANC)の議長(党首)選が18日、58年ぶりに行われ、前副大統領のANC副議長ズマ氏(65)が現職のムベキ大統領(65)を破って当選した。武器不正取引疑惑を抱えるズマ氏だが、これで2009年の大統領就任が有力になった。ムベキ大統領の経済優先政策が変更される恐れを指摘する声が広がり、党内にも深刻な亀裂が残った。

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 18日、南アフリカ北東部ポロクワネで実施された与党・アフリカ民族会議の議長選で、勝利したズマ氏(共同)

 英BBC放送などによると、投票は16日に予定されていたが、手続きをめぐり紛糾、2日延期された。18日朝から、各地方の代表約4000人が秘密投票を行い、60%以上の票を集めたズマ氏が予想通り勝利を収めた。

 憲法により2期10年を迎える09年に退任するムベキ大統領は大会初日の16日、3時間に及ぶ演説で「道徳的な指導者を」と強調。05年にエイズ女性患者レイプ疑惑(無罪)や汚職疑惑で副大統領だったズマ氏を解任しことを念頭に置いての批判だった。今後、別の武器不正取引疑惑でズマ氏が起訴され、大統領就任の宣誓式前に収監される恐れも十分にある。

 こうした疑惑にもかかわらずズマ氏が勝利した背景には、「ソ連仕込みの民主集中制」と揶揄(やゆ)されるムベキ大統領の閉鎖的な政治手法、経済優先で黒人貧困層への対策が置き去りにされたことに対する根強い不満があった。

 ズマ氏はかつてANC軍事組織に所属、反アパルトヘイト(人種隔離)の武力闘争に参加し10年間投獄された。世俗的で近づきやすいカリスマ性を持つズマ氏は典型的な大
衆政治家で、故郷の村を訪れる時はヒョウ皮の民族衣装をまとい、米国ではビジネスマンと握手する臨機応変のパフォーマンスで人気を集めた。

 南ア最大の黒人系労働団体、南ア労働組合会議や南ア共産党の支持を受けるズマ氏が大統領になれば、経済優先から福祉優先に政策が大きく変更されるとの懸念が広がるが、ズマ氏陣営は、現行の経済政策は変更しないと主張している。

 議長候補を一本化できず党内に深刻な対立を残したことについて、1984年にノーベル平和賞を受賞したツツ元主教は「両氏とも候補者にふさわしくなかった」と批判している。

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両者ともふさわしくない、と。なるほど
これについてはこんな記事も。

clipped from www.jetro.go.jp

ズマ新党首誕生に市場は冷静な反応 (南アフリカ共和国) 2007年12月21日

ズマ前副大統領が与党アフリカ民族会議(ANC)の新党首に選出されたことを受け、12月20日の各紙は、ムベキ大統領らが早期退陣について検討すると報道している。党首選で敗れたムベキ大統領の任期は2009年半ばに実施される国会選挙までとなっているが、ムベキ政権のレームダック化が危惧されている。しかし、株式市場などではこれまでのところ大きな動きはみられない。
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※レームダック:レームダック(lame duck、足の不自由なアヒル)とは、役立たずの政治家を指す政治用語。選挙後まだ任期の残っている落選議員や大統領を揶揄的に指すのに用いられる。転じて、米国では「役立たず」などと特定の人物を揶揄する慣用表現としても用いられている。(wikipediaより)

余談だけど、こんな記事も。

clipped from sankei.jp.msn.com
南アフリカ与党の党首、5人目の妻と結婚の可能性
2008.2.18 15:03

 [ヨハネスブルク 17日 ロイター] 南アフリカの与党、アフリカ民族会議(ANC)のジェイコブ・ズマ議長(党首)が、5人目の妻と結婚する可能性がある。サンデー・タイムズが報じた。65歳の同議長は1月、33歳になる4人目の妻と結婚したばかり。

 同紙によると、同議長は2人の女性に対して「婚資」をすでに払っており、近く1人と結婚する見通し。ズマ氏には合計18人の子どもがいると考えられている。

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話を元に戻し、以下を見るとだいたいムベキとズマの方針の違いがわかる。

2010年サッカーW杯南アフリカ大会に開催の危機?

6月13日14時7分配信 ダイヤモンド・オンライン


南アフリカ共和国の次期大統領選挙の結果によっては、2010年のサッカーワールドカップ(W杯)の開催が危ぶまれる可能性がある。サッカーファンには聞き捨てならない話だろう。しかし、それは単なる杞憂ではない。

 原因は次期大統領選挙を巡る混迷にある。

 経済成長を実現したムベキ現大統領は国際社会から評価を得ているが、自国民からの受けは最悪だ。成長を重視するあまり、黒人の貧困層への対策がおろそかになり格差が拡大したとされているのだ。

 このムベキ大統領は2009年、2期10年の任期を満了する。そして次期大統領の最右翼とされているのがズマ氏だ。

 ズマ氏はムベキ大統領と違い、国民から大人気だ。経済学者でもあるムベキ大統領がインテリのイメージであるのに対し、ズマ氏は具体的な政策はないが、リップサービスが得意な大衆政治家だ。国民に格差是正を約束し、カリスマ性もある。

 このままでは経済が失速し、現状でも停電が頻発している貧弱なインフラの整備はさらに遅れるかもしれない。また、南アフリカには非常に危険な地域があり決して治安はよくない。しかも今年初めには、警察組織のトップである警察長官が犯罪組織から賄賂を受け取った疑惑で更迭されるなど取締り体制も心もとない。
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ここにあるズマ氏の方向性と、5月くらいから始まった「南アでの外国人排斥」の流れとだぶらせて見てしまう。


clipped from www.afpbb.com

与党ANCを揺さぶる、南アの移民襲撃

  • 2008年05月29日 23:39 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
  • 【5月29日 AFP】発生から2週間に及んでいる南アフリカでの移民に対する暴力や襲撃は、変化を求め世論のいらだちが高まる一方で、「神聖な統治権」を自負する与党アフリカ民族会議(African National CongressANC)との隔たりが広がっている情勢を浮き彫りにした。

     民主化以降、実質一党体制にある南アフリカでは、2009年に行われる総選挙でも与党ANCが敗北する気配はほとんどないが、これまでに56人が死亡した暴動の中で表面化したのは、ANCの支持基盤である都市部の黒人貧困層の真の怒りだ。

    「ANCはアパルトヘイトからの解放という『神話』に浸かったまま、自己満足に陥っている。そこから脱却しなければならない」と、シンクタンク「South African Institute for Race Relations(南ア人種関係研究所)」のFrans Cronje副ディレクターは厳しく語る。「有権者は結果をほしがっている。来年の選挙後に就任するANCの次の指導部は、政策を結果に結びつける必要がある。次の5年間、彼らは安穏としていられないだろう」

     移民に対する襲撃が発生するまでには、その下地となる数多くの理由が横たわっていた。食糧価格の高騰やインフレといった経済問題、移民、治安、住宅といった主要分野における政策失敗などだ。

     襲撃対象の多くはジンバブエからの移民たちだが、ジンバブエ経済の崩壊に非のあるロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領に対して圧力をかけることができなかったとして、南ア世論の非難は自国のターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領にも向けられた。

     信用のおける野党と民主主義の伝統の双方の不在から、国民のフラストレーションは投票行動よりも暴力を通じた発散に転じている、とプレトリア大学(University of Pretoria)国際政治学研究センターのアナリスト、Donrich Jordaan氏は指摘する。
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    背景には国内の失業問題。特に若者の。
    これはケニアの大統領選挙後の混乱にも通じる。

    1.煽動(陰謀的な要素があるのでは)。
    2.放出のタイミングを待つぐらいに溜まっている若者失業者の不満。

    1+2=大規模な混乱と暴動。負のスパイラル。
    以下報道映像より。




    「ヘイトクライム」
    「スケープゴート」
    「閉塞感」
    「経済成長」

    こんなイメージです。

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